【東大王】君の心に

恋.12 (水上) ページ13

俺が高校時代に仲良くしていた友達がひなと話している時にきた。

ひなの方をみたら、行っておいでといわれ、友達と話している途中だ。
最初は、思い出話をしたりしていたのだが、急に奴が話を変えてきた。
「おい、水上。お前って好きな人いるのか？」
突然の話題に飲み物をこぼしそうになった。
「は？」
「いやぁ、さっきの森内のこと「ひな」っつってたし。何か優しいかったし…」
「ぶっちゃけどうなんだよ！水上！」


「好きと言われるとわからんけど、気にはなってる…」
「おぉ！やっぱり！」
実は言うと、少しひなの事を気になっていたのだ。
何かひなといると落ち着くし、意外な一面がありそうで、なんか可愛い。
そう思っている男子はそう少なくはないと思う。
最初は緊張か何かであまり話さないけど、心を開いてくれれば向こうから接してくれる時もある。

高校時代、ひなの事が好きな人は少なくても5.6人はいたと思う。


会って数分って言うのに、すぐバレる俺ってどんだけなんだよ…

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