２ｰ５,ぼっちバースデートゥーミー ページ19
昨日、ジンオッパが帰ってからやけに静かになった部屋で一人虚しくなった。
“いかないで”のたった5文字が、誰かに頼ることに慣れていない私にはこんなにも難しい。
今日は私の誕生日。
今日も私はひとりぼっち。
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気晴らしに出かけた散歩の帰り道、スーパーに寄ってショートケーキと猫缶を1つずつ買った。
猫とのバースデーパーティーも悪くない。
そう自分に言い聞かせる。
でも、家に着いた後の静寂からくる寂しさは紛らわせなかった。
買ってきたケーキをテーブルの上に置き、ベッドに仰向けに寝転がる。
現実から目を逸らそうと瞑想をして、ふと昨日のジンオッパの言葉を思い出した。
“寂しくなったら、宝石に願って？寂しさだけは無償で埋めてくれる。”
どういうことがイマイチ理解出来なかったけど、何となくポケットから水色の宝石を取り出してみる。
窓からの光に反射したそれは、ｷﾗｯと美しく輝いた。
『綺麗……』
？｢それはどうも。｣
『……………うおぉお？！？！』
？｢会いたかったよ、○○ちゃん。｣
そう言って“にっこり”という効果音がつきそうな笑顔で笑う彼。
え、いつの間に？どこから入ってきた？
………てか、誰？
『えっ、どぉっ、どちらさまですかっ』
？｢おっと、名乗っていなかったね。
はじめまして、僕はナムジュン。
水色の宝石の妖精さ。｣
番外編,ジンヒョンとテテ【ジン視点】→←２ｰ４,いつの間にか我慢強く
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なーさ(プロフ) - 月花さん» わぁ！嬉しいコメントありがとうございます！そう言ってくださると励みになります……毎日更新を心がけているので、頑張りますね！今後とも｢君の願いを叶えてあげる｣をよろしくお願い致します！ (2021年6月18日 23時) (
レス) id: 292eed826b (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - このお話好きです！更新頑張って下さい！ (2021年6月18日 22時) (レス) id: 648d58e66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーさ | 作成日時：2021年6月16日 0時
