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side.侑李
彼女のピアノを弾く姿が好きで、ただそれだけで指揮者に立候補した小6の自分を思い出す
指揮者になって、ピアノの前に座るAちゃんと時折目が合うと
まるで二人だけの世界になったような気持ちになった
彼女の音には、不思議な魅力がある
可憐で儚いのに、どこか芯がある音。
弾き終わって、
「どうだった?」
と、僕に尋ねてくる姿が放課後の西日に重なって少し眩しい
「上手だった。最後の方、もっとハッキリめに弾いて欲しい」
「うそ、弱かった?」
「強くしてた?気がつかなかった」
「そっか...」
楽譜にハッキリ、と書き込むAちゃん
あぁこういう生真面目なところも好きなんだ、と思う
「侑李くんのせいじゃん...」
あの言葉が、まだ、僕の心を掻き乱している
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(名前)環奈(プロフ) - 完結お疲れ様です!知念担なので続編待ってます。あと、この作品大好きになりました! (2017年12月28日 22時) (レス) id: 68ba7a9db3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽい(プロフ) - ききさん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2017年12月15日 17時) (レス) id: 6e2a32820c (このIDを非表示/違反報告)
ぽい(プロフ) - hy8さん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2017年12月15日 17時) (レス) id: 6e2a32820c (このIDを非表示/違反報告)
ぽい(プロフ) - 月野かぐやさん» 嬉しいですありがとうございますm(_ _)m!!これからもよろしくお願いします…! (2017年12月15日 17時) (レス) id: 6e2a32820c (このIDを非表示/違反報告)
きき - 完結おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))続編楽しみにしてます! (2017年9月11日 5時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴや | 作成日時:2017年8月20日 18時