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いわゆるお姫様抱っこ、
重いはずなのに軽々私を持ち上げて
暴れてもびくともしない優吾って、
あ「何者…」
優「執事です。」
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そのまま部屋に強制連行。
あ「…もう、ほんとに何なの」
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大「やめて、とか言うつもりですか?」
ベッドの上の私を見下ろして。
肩を竦めた大我に反し。
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優「……へぇ、お嬢様、
俺らにそんなこと言うつもりだったんですか。」
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珍しく、優吾が意地悪く口角を上げ。
…こっちのSモードはどうにも性質が悪い。
意地悪の究極形だし。
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あ、やばいって 察したと同時に
奥でも
大我の目の色が明らかに変わり。
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大「……じゃ、お仕置きということで、」
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あ「待て待て待てっ!」
優吾にアイコンタクトしたら
意地悪い笑みはどうにかやめてくれたけど
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優「…こいつ止めんのは嫌ですよ。」
とばっちり怖いですし。俺知らなーい。
…って、まじか。
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やっぱり 助けてくれるほど優しくはないらしい。
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一方の大我はそんな 一瞬の間に
ベッドに滑り込んできて。
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思わず反射で強く 目を瞑る。
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・・
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身構えた割に。
ただ抱きついてきただけで
別に何があるって期待したわけじゃないけど、
肩を強張らせた私は、拍子抜け。
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首を傾げたら。
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大「これじゃ不満ですか?」
へー とかなんとか言い始めるから
良いように解釈しないうちに、ぶんぶん頭を振る。
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抱きしめてくれてるのは
大我の優しさだって気付いてるから。
体温奪ってるから、大我は寒いんじゃないかな、
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大「……何だ、俺にもっと…
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何かされたいのかと。」
でも、当の本人は
期待させないで下さいよ。
なんて 悪戯っぽく笑いながら、抱きついてた腕に力を込めて。
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ぐう - 本当に面白くて好きな作品です!執事ですから。のパスワードを教えていただきたいです! (2020年3月26日 22時) (レス) id: 7b971863be (このIDを非表示/違反報告)
あいはなちゃん(プロフ) - さやえんどうloveさん» 7まであったのでヤッターと思っていたら4までしか見れないのですね、たぶんもうさやえんどうさんはコメント見てないと思いますが残念です (2018年10月21日 21時) (レス) id: 3a3443a7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるみ - 続編が楽しみなので、パスワード教えてください。 (2018年8月19日 18時) (レス) id: ed5f7681c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるみ - 続編が楽しみなので、パスワード教えてください。 (2018年8月19日 18時) (レス) id: ed5f7681c8 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただきたいです。このお話大好きです。 (2017年9月11日 7時) (レス) id: 9200936f01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやえんどうlove | 作成日時:2014年10月5日 13時