STORY38 ページ40
･
大「……健人と、風磨？」
と、お皿を持って戻ってきた大我が
明らかに戸惑ったようにこちらに歩み寄ってくる。
そんな様子も気にする風なく
健人さんは笑顔を浮かべた
健「久しぶり」
他の皆も気づいて、唖然として。
･
大「…何でいんだよ、」
優「意味、分かんな…」
･
何か、空気が。
私は北斗の腕を引っ張って壁際に連れて行って、
あ「…どういう、関係？」
･
何かあるんだってことは丸わかりで。
そう問うたら、焦ったように北斗は顔を逸らせて
困ったように笑って誤魔化した。
輪の中に戻っても
やっぱりまだ、険悪な雰囲気は続いていて
話を聞いてみると。
･
大「……自分のお嬢様んとこ、戻れよ。
お前ら執事だろ。」
風「いない」
優「は？」
健「家戻れとか言うなよ、ないんだから」
樹「……まさかお前ら、」
眉根に皺を寄せて、樹が問う
樹「また追い出されたとか？」
健「簡単にいうと、」
風「そういうこと？」
･･
健「……で。
このパーティーに、新しいお嬢様
探しに来たんですよね」
何故か、健人さんと風磨さんは私と同じテーブルで
ご飯を食べてる
北斗は不機嫌そうに、右で黙々と食べてるし
風磨さんは左で、これまた黙々と食べてる
･
唯一、健人さんが話し手。
･
あ「そうなんですか…」
健「でも、なかなか良いお嬢様がいなくて」
あ「はあ…」
健「今、俺ら家なき子なんですよ」
寂しそうに微笑む
･
あ「それは…大変で… 北「お嬢、」
ちょっとかわいそうだな、って相槌を打ったら
北斗に遮られる
･
北「こいつらに同情してる暇あるなら
帰りましょう」
怒ったみたいに、立ちあがって。
あ「え？ちょ、北斗？」
北「もう限界、行くぞ」
･
言われた瞬間、会場の明かりが何かに遮られて
影が、落ちた
私の腕を掴んだ北斗の手を
振り払ったのは
･
あ「風磨さん…」
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
