STORY36 ページ38
･
徐々に近づく会場は近づいて。
無駄に長い車たちが、窓から走ってるのが見える
･
優「もうすぐです」
冷静な優吾の声が、妙に頭に響く
緊張してるからかな。
ジェ「A、大丈夫？」
樹「俺らがいるし、平気でしょ」
いつものおちゃらけコンビが、凄く頑張って
励ましてくれるけど。
あ「うん…」
返事は上の空になってしまって。
･
そっと隣を窺うと、北斗はぼーっと窓の外を見ていた
･･
会場について。
他の皆は先に降りて
･
もう、降りなきゃいけないんだ、降りたくないなって
わがままが疼く
それを、知ってか知らずか
北斗は
車のドアが開く、その寸前に
･
北「大丈夫…
すっごく似合ってますよ、お嬢様」
･
優しく、囁いて車から降りる。
すごく嬉しくて、すこし安心できた気がする。
あ「うん！」
北斗の笑顔で
緊張の糸は少し、解れたようだった
･･
あ「わぁ…」
中に入るとそこは異世界で。
周りの皆がそうしてるんだから、って北斗に言われて
腕を組んで歩いてるのは
…腑に落ちないけど。
･
しばらく歩いていると
「宗次郎さんのお孫さんですか？」
「いつもお世話に…」
なんて、いろんなおじさまおばさま方に
声をかけられたけど
北斗が上手くかわしてくれて。
･
"Aはおとなしやかな御令嬢ってことにしとけばいいから"
わりあい、ジェシーのアドバイスは的確だったらしい
北「落ち着いてますね」
なんて、北斗に褒めてもらえたくらい。
･
だから。
この調子で、乗り切れるかも…なんて
思っていて。
でも、それは間違いだった。
･
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
