STORY35 ページ37
･
果たして、これでいいのか。
･
大「お嬢様、そろそろ…」
そう言って入ってきた大我は
いつもと違って正装をして
長めのジャケットも、いつものより上品で。
いつにも増して、執事らしくて
かっこいい、
んだけど。
･
何故だか本人、真顔で私を見つめているわけで。
あ「……変？」
流石に似合わな過ぎたかな。
不安になって聞いてみるけど、反応はなく。
･
あ「…大我？」
もう一度声をかけたら、今更ぱって顔を上げた
あ「おかしい…？」
呟いたら。
･
大「…すごく、綺麗ですよ」
一瞬の間をおいて、そんな回答。
･
あ「……。
ドレスが？」
確かにドレスは、上品な感じがして
すっごく綺麗なんだけど。
あの一瞬の間が、不安。
お世辞かな、とか思ったり。
･
そんな私の問いかけに、
大我は呆れたように首を振って。
大「何でここまで来てドレス褒めなきゃいけないんですか。」
仏頂面で呟いて
･
大「下、降りましょう？」
そう、こっちに歩み寄ってきて
私の手を、優しく包む
こんな動作にも、少し慣れてきた自分がいた。
･･
ジェ「あ、A、」
そう言いながら、同じように正装に着替えた皆が振り返って…
･
視線が突き刺さってくるような感覚。
大我に横目でヘルプを送ったら、何故だかにこって笑顔が返ってきた
･
樹「すご…」
先に口を開いたのは樹で
みんなも続いて褒めてくれた
やっぱお世辞かもだけど、
そんな言葉でちょっとだけ安心できる
･
大「そろそろ出発です、お車の準備も出来てますから」
あ「うん」
そんな言葉で、北斗もネクタイを締め直して。
白いジャケットなんて
ふだんの格好とは全然違うからかな。
まるで、王子様みたいで…やっぱり格好いい。
･
あ「いこ、北斗」
北「はい」
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
