STORY34 ページ36
･
一番まともにどうにかなりそう。
っていう単純な理由だけど。
･
北斗は一瞬、固まって。
次第に嬉しそうな表情に変わる。
･
北「仰せのままに」
そう言って、手で口を押えるから
首を傾げたら。
北「……ちょっとこれ、にやけますね」
･
…待って、やばい気がする。
不安にかられて、ちらりと横目で優吾を見ると
呆れたように肩を竦められた。
…この中にまともな執事なんて
もしかしたらいないのかもしれない。
･
ジェ「あーあ、つまんないの」
樹「ま、しゃーないね
Aが決めたんだし」
大「だな。ほら、仕事」
そう言ってみんなが各々仕事を始めて。
･
そんな、ぱらぱら散ってく背中に
深く、
溜息を吐いた
･
･･
･
大「いよいよ、明日ですね」
･
私の不安を取り除くように
大我は笑顔で
大「授業、始めましょっか」
そう、言ってくれて。
やっぱり少し、安心した。
･･
大「……お嬢様？聞いてます？」
･
あ、またやっちゃった。
大我にこんな風に窺われるのは
この2時間でもう何度目だろう。
あ「ごめん…」
そう呟いたら、溜息を吐かれて。
大「明日は、全員付いていきますから。
北斗があれなら、俺でも、ね？」
･
微笑む大我に、
いや、北斗があれってことはないよ、優秀だし。
そう、口にするとむくれる。
･
大「お嬢様隙がありすぎです」
あ「…え？」
指摘が脈絡なさすぎて、首を傾げれば。
･
大「お嬢様は分かんないでしょうけど、
よりによって北斗とか…」
言葉尻をまた、濁すから
何を言いたいのかは分からないけど
あいつ何考えてんだかわかんないし、
なんて言う。
でも、それはちょっと分かるような気がする
とか言ったら北斗は怒るかな。
北斗と2人…なんてまだ言う隣の大我だけど
･
大我と2人の方が問題なことは明らかで。
･
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
