STORY22 ページ24
･
身体を起こしてベッドに座る大我が
ふと、誰にも言わないで下さい。
って呟いた。
･
もともと言うつもりだってなかったけど
何でだろうって問うてみたら。
大「…執事は
お嬢様と関係を持ったら、失格ですから」
･
やっぱり、
あ「そういうのあるんだ」
そう溜息を吐いたら、大我は苦笑した
大「恋仲になった者も、肉体関係を持った者も
その他、淫らな行いをした者は
執事免許の剥奪、雇い主様の意向によっては令嬢への接近禁止、
罪の重い者には、それ以上の厳罰を」
それ以上の、って不吉な響きに息を呑む。
あ「今の大我のは…」
大「明らかに執事免許剥奪かと」
あ「もし、ばれたらどうするの…」
大「だから、今のは…
本当に内緒です」
絶対ですよ？って私の唇に人差し指を当てて、唇をなぞる
真面目で堅かった大我は
本当にどこに行っちゃったんだろう。
二重人格並みの変貌に驚きを通り越して
少し笑ってしまうけど。
でも、
･
あ「…やっぱり
これからは、
こんなことしないで」
思うことがあって、そういえば
大「なんで…」
首を傾げて悲しそうな表情をする
･
何で、なんて。
･
このままじゃ
私が、大我に溺れていきそうだから。
…それにもし、大我が執事失格になったら
多分自分は耐えられないんじゃないか、って一抹の不安。
･
そんなことを言えば、
大「…お嬢様は、心配性ですね」
珍しく分かりやすくにこって笑うと、ベッドから立ち上がる
･
でも
なんとなく、寂しくなって。
あ「もうちょっと…」
矛盾だって、分かってるけど
大我の袖を掴んでしまう。
大「ほんとに…甘えられると困ります」
お嬢様はずるいです。
ちょっと眉を下げたその表情は気にしないことにして。
諦めたように布団に入ってくる大我に抱きつくと
･
大「…お休みなさいませ」
そう言って、抱きしめ返してくれた
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
