STORY20 ページ22
･
あ「良かった、樹に気づかれてなくて」
部屋に着いて、ふとそんなこと言ったら
大我はふわりと笑って。
大「見られたら見られた時ですけどね？」
なんて。
やっぱり、心を許してくれたみたいで嬉しい。
あ「ダメでしょ、そんなの」
冗談だろうなって思って、笑ってそう言ったら
･
あまりにも予想外の反応が返ってきた。
大「俺は、いいんですけど」
･
あ「え！？」
びっくりして思わず大我を見上げたら
一瞬微笑みが見えた後
視界が変わった。
･
目の前には大我の綺麗な顔があって
背中にはベットの感触。
あ「え、大我…！？」
見下ろされて、驚いたのも束の間
布が擦れる音がして
あっという間にまた、大我の腕の中。
表情は見えない、けど
大「お嬢様困らすなんて…
俺は、執事失格ですね」
私の耳元で囁く声が。
あ「そんなこと…！」
反射でそう反応したら
くすりと小さく笑う息の音。
何でだろう、さっきの大我とは明らかに違う。
綺麗で甘い声。
大「でも…
今からもっと、
困らせてもいいですか…？」
･
吐息が耳に当たってくすぐったくて
心臓もどきどきしていて
咄嗟に返事なんかできなくて。
･
気づけばゆっくり唇を重ねられてた。
優しく、片手だけで押さえられてるらしいけど
全然抵抗できなくて。
あ「大我……っ、」
一瞬離れた間に
牽制しても、止まる気配はない。
･
むしろ、
時を追うごとに激しくなって
どうしていきなりこんなことになったのか
どうしたらいいのか
なんて、
考えられなくなってた。
･
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
