STORY14 ページ16
･
北斗の言葉に、はっと視線が2人に集まって。
樹「そういえば、ちょっと頭痛いような」
あ「いやいや、ようなじゃないから」
ジェ「なんか寒い…」
優「え、大丈夫？」
慎「俺、体温計持ってくる！」
結論、絶対風邪でしょっていう。
てか2人して気づかないって…なんて、ちょっと呆れながら。
･
周りの執事さんたちが、急に慌ただしく動き始めたから。
私も何か、手伝った方がいいのかなって
あ「ジェシー、ネクタイ外すよ？」
そう、手をかけたら
ジェ「いい！いらない！俺自分でできる！」
あ「え、何その反応」
噛みつく勢いで拒否されて、手を離すと
ジェ「だっていろいろ崩壊しちゃうもん」
あ「は？」
ジェ「理性とか、」
あ「…は？」
優「あほか」
ジェ「うげ、ごめんなさい」
意味分からない発言に聞き返したところで
優吾の突っ込みが入り。
北「お嬢はもう、寝て下さい」
うつっちゃいますよ？
私はそう言う北斗に手を握られるけど。
あ「私も手伝いたい…」
やっぱり、二人が心配で。
思わずそう言ったら、
一瞬きょとんとした顔されて
何か変なことを言ったかな…、と思ったら。
･
慎「お嬢って、すごいですね」
慎ちゃんのははって笑い声につられてか、北斗も小さく笑う。
あ「え、どゆこと？」
北「何でもないですよ」
聞いても教えてはくれなくて
首を傾げながら。
･
あ「大我、私、いてもいい？」
多分、最終決定権はこの人にあるんだろうなって、そう言ったら。
･
大「…お嬢様にうつったら大変なので」
そう、返ってきた。
やっぱりだめかぁ、って諦めかけたそのとき
大我は予想外の言葉を先に紡ぐ。
大「…本当は絶対だめなんですけど。
･
きちんと予防して、無理をしないなら、」
･
あ「え、いいの！？」
らしからぬ言葉に
驚いて聞き返したら
大「…俺も一緒に、看病します。」
なんて、そんな台詞が返ってきた。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 901人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
