STORY13 ページ15
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少しは気を許してくれたらしい大我と、部屋に戻ると
北「おかえりなさい、お嬢」
そう、お辞儀して迎える北斗と。
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ジェ「あ、帰ってきた…」
樹「おかえり…」
なんだか空気がだらーんってなってる２人。
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あ「どうしたの？」
普段から緩いとはいえ、
ここまでたるんだ空気は初めてだったから
何かあったのかな、と思って問うと。
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樹「ごめん…勤務中にこんなに緩いの初めてだったから」
ジェ「俺らって気が抜けるの真夜中だからさ、
一旦緩むとスイッチ入んなくて」
…いやいや、
あ「開き直り過ぎだから。」
思わず苦笑した私に、大我は困ったように頭を下げる。
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大「すみません。
普段はもうちょっとどうにかなってるんですけど…」
お嬢様はやっぱり執事に懐かれやすいんですよ、きっと。
そう、小さく浮かべた優しい微笑みは
思い出したように一瞬でひっこめられてしまったけれど。
ただのフォローかもしれなくても、
一線引かれてるように思っていた執事さんから、
さらりとそんなことを言われて、嫌な気はしなかった。
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あ「樹もジェシーも、もう休んだ方がいいじゃない？」
お嬢様の許可が出たらいいんじゃないかな、って思って
そう提案してみたけど
優「それはいくらなんでも」
大「2人とも、勤務時間は守って」
そんな意見に、真面目な二人が厳しい批判。
それに、ジェシーたちはまともに頷いて。
ジェ「分かってる…」
樹「勤務時間くらいは、守んなきゃね」
とはいえかなりだるそうで、
執事ほどハードな仕事はないというのに
それを同い年くらいがやってるんだから。
そう思うと、ちょっと可哀想で。
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あ「いいよ、ほんとに今日はもう、」
大「…しかし、」
あ「だって見ててこっちが不安だし…」
そんな会話をしていたら
一人、思案顔になっていた北斗が急に顔を上げて
ゆっくり口を開いた
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北「まさか…
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お前ら二人揃って風邪ひいてたり？」
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もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
