STORY11 ページ13
･
そんな、怒涛の夕食を終えて。
慎「お嬢、このあとどうします？」
お皿を片づけながら、慎ちゃんが尋ねてきた
･
そろそろ眠いし、なんて思って
あ「お風呂入ろうかな？」
そう言ったら。
慎「付添は？」
思わぬ問いが返ってきた。
･
あ「え、何？付添って？」
慎「お風呂の中でお世話したり…普通はつくものですけど」
きょとんとした私に、しれっと教えてくれる慎ちゃん。
･
執事ってそんなこともするんだ、って感心しながら
あ「いや、一人で大丈夫です」
そう切り捨てたら、隣から不満げな声。
･
樹「えー、遠慮しなくていいのにー」
そんな樹に同調するのは
ジェ「そうだよ！」
あ「ジェシーは何があってもやだ。」
危険分子��1だもん。
そう言ったら、あからさまにいじける。
･
言い合いに発展しそうになったところで、北斗がまた傍観席から
北「とりあえず迷惑だけはかけるなよ？」
牽制を入れてくれて。
樹「へーい」
ジェ「ほーい」
･
だめだこりゃ。
あ「慎ちゃーん！
やっぱり一人で入ってくるー」
そう、逃げを打ったら
慎ちゃんは苦笑いして頷いた
慎「行ってらっしゃいませ」
･
･
あ「はぁ…」
湯船に浸って大きく息を吐く
と、
外からお湯の加減を聞く、京本さんの声がして。
…相変わらず執事っぽいな、なんて。
･
大丈夫です、って返したら
大「外にいますから、何かあったら」
なんて、衝撃発言をぶちかます
…お風呂との境は、薄い曇りガラス一枚なのに。
･
あ「何でいるんだ…」
大「執事ですから」
ほら、微かな呟きすらも聞こえてしまうくらいなのに。
･
あ「あのねぇ…」
不満に思って声を上げたら
珍しく、明らかに面白がってる口調が響いてきた
大「別に鍵もってるからって中に押し入りろうとか
これっぽっちも考えたりしませんし」
･
…そこにいるのは、
･
あ「ほんとに京本さんですか、」
大「はい？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 901人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もね(プロフ) - とても面白くて大好きです！続きが気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。 (2019年1月12日 10時) (
レス) id: ca0190b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
A01 - 面白く、とても続きが気になります！パスワード教えて頂きたいです！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 2a4dbee45e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 本当に面白くてハマってしまいました！続きがとても気になりますのでパスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: b4fbdfb0ff (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - とても面白くてドキドキしながらみています！続きが気になるので5のパスワードを是非教えて頂きたいです！ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 7363bdf514 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - はじめまして。本当に面白かったっです！お願いなのですが執事ですから。５のパスワードを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。 (2017年3月17日 17時) (レス) id: 87b7aec49a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年11月13日 19時
