ダイヤのA 来年も再来年の春も君と迎えたい 小湊亮介

愛　謝罪の言葉 ページ35

亮「おーい、A」


あ「うーなーにー…」



あーヤバイぞ、これ



あ「人がせっかく寝てたのに？起こして？なんなの？え？ったくよーお！！あーー？？？」




なんか、酔いグセ悪いんだよこの子。



ろれつ回ってる時はまだ聞き取れる、そう今日みたいな日。



ただ、回ってないとなんていうの？

ほら、芸能人とかが※とか使ってTVにコメント流れるじゃない。あんな感じになる。




亮「ほら、風呂……って寝てるのー？おーい？」



まずいよ、俺明日練習…あるよな。


亮「…はぁ」

俺はスマホを取り出した



鳴「…ん…なに、誰こんな時間に…」



　

兄ちゃんねえ、お前明日練習ないよな?
鳴え?なに?ないけど?
兄ちゃんAがさーいつもよりはマシなんだけど…そのまんま寝ちゃってさ
鳴それで、1人にしておけないから俺ががきんちょ連れて留守番してって事?
兄ちゃん面目無い…いつもいつも
鳴いーよ、なんか愛呀は俺に懐いてるみたいだしっ!明日は任せてよっ!



鳴「ったく、姉ちゃんは仕方ないねぇ、相変わらず」


愛呀が寝たのを確認して俺も眠りについた。





亮「毎度毎度謝罪の言葉しか出ない…」




俺がこんなに謝るなんて…鳴くらい。



いつもは倉持とか、春市とかに謝られる側だし…←




亮「あ、明日少し早いんだった」



スマホをベットに投げ、寝ているAを確認してから風呂場に向かった。







.









あ「…りょーちゃー…ん…」

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