ダイヤのA 来年も再来年の春も君と迎えたい 小湊亮介

恋69 ページ25

あ「え？この文法使って書けばいいんじゃない？」

あれから退院した私は、

鳴呀お父さんたちにも、

御幸くんにも、


そして、



亮「さっすが、トップ。分かりやすいね」


あ「そんなことないよ」ﾆｺ




亮ちゃんにも。


誰にも悟られぬように自分1人で闘ってる。


亮「あ、ごめん電話してくる」


今日はあの退院した日から2ヶ月かな？


それくらいたったと思う。



ペラ…ペラペラ…



あ「あ！これ…亮ちゃんの日記帳…」


風でどんどんページがめくれていく。



あ「亮ちゃんの日記帳も分厚いなぁ〜」


ふと、好奇心が湧いた。


あ「…気になる」


最後のページだけ見えなかったのだ。




チラッ…




そこには、







あ「_______________…？」





私の最後のページと同じ内容が書かれていた。





.









亮「ふぅ。あれ？A？どうしたの？」




あ「ねえ、亮介って覗き性？」


亮「…は？」


あ「これ、見て…」


亮「！？」




そう、お互いの最後のページには一字一句同じ内容が書かれていた。







.









来年も再来年の春も君と迎えたい。






.









.









ｆｉｎ.

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