彼は執事

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軽くベッドを整えて部屋を出ると

ドアの横の棚の上に何かが置いてあることに気付く




手に取るとそれはビタミンドリンク


…こんなことするのあの人しかいないわよね





リビングの方へ向かうと勝利くんが朝ごはんを食べていた



勝「 おはよ！瞳さんも一緒に食べようよ 」



『 あ〜、私はいいや、ありがとうね。ちょっと用事があって… 』




健「 じゃあこれ持っていってね。よかったらお母さんと2人で食べて？ 」



後ろからエプロン姿の健人が来て紙袋を渡される





『 あ、ありがとう。ドアのとこのも…健人だよね？ 』



健「 あ、気付いた？夜更かしはお肌に良くないからね。早めにビタミン補給してあげないと 」



勝「 ぼくにもちょうだい！ 」



健「 勝利は飲まなくていいの(笑)ビタミンならそのイチゴにもたっぷり入ってるから 」



少しふてくされながらも素直にイチゴを食べる勝利くん


可愛い…






健「 じゃあ車まわしてくるね 」



エプロンを外し鍵を持って歩き始める



『 え、今日は送ってもらわなくて大丈夫だよ！

暗くないし、勝利くんの準備と送りもあるでしょ。


ほんとに私は大丈夫だから！ 』




勝「 ぼくまだ出ないから大丈夫 」



健「 ふふ(笑)勝利もそう言ってることだし、乗っていきなよ 」





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