強めな執事 ２

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「 う〜ん、ごめん無いみたい。結構ペンキ使うところ多くてみんなギリギリで配ってるから他のクラスに借りるのもちょっと厳しいかも 」



『 まじですか… 』



「 それって今すぐ必要？俺今から届け物したら備品買いに行く予定なんだけど、そのときにペンキ追加で買っておくよ 」



『 え！ほんとですか！？ 』



「 うん。一応俺生徒会室メンバーだからさ、経費の持ち出しOKなんだよね。ペンキなら必要経費だから全然問題ないよ 」



『 わ〜ありがとうございます！じゃあ私も一緒に行きます！ 』



「 え、いいよいいよ(笑)クラスの準備があるでしょ？あとで持ってくからクラスと名前… 」




『 それが、私ペンキ塗り係でペンキがないと作業進まないんですよね。ペンキ重いし、手伝います！ 』



「 そ、そう？じゃあお願いしようかな。とりあえず届け物だけ先に行ってもいい？ 」



『 あ、はい。どうぞどうぞ 』







そうして生徒会の男の子と買い出しに行くことに




なんかこれ青春っぽい



こういうので恋に発展したりするのかな


なんて想像してニヤけながら歩いていると






「 そういえばまだ名前聞いてなかったね 」



『 あ、Ｄ組の… 』



バッ！！


『 …え？ 』






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