続・角砂糖の恋 ３

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勝「なんでバスケ？」




『あっ、えっと…』




勝「聡と教室行ったらAたちいなくて廊下でたまたま真奈ちゃんと会ってさ」




『えっとその…』




勝「…なんか隠してるでしょ」






さすが勘の鋭い勝利くん




誤魔化すのは難しい






『ちょっと賭けをしてまして…』




勝「賭け？…もしかしてこの前のと関係ある？」





私が整理するまで待っていてくれると言った勝利くん



あれから一言もそのことについて言ってこない彼は律儀にあの約束を守っている





ずっと心配させ続けちゃうのも申し訳ないと思い



今までの出来事をすべて話した





真剣な顔で聞いてくれていた勝利くんは菊池先生が私のことを好きかもしれないという話のところで少し顔が歪んだ




勝「…やっぱりなぁ。そんな気がしてたんだよね」




『えっ、いやでもまだ本人から聞いたわけじゃないし…』




勝「風磨くんやたらとAに絡むから嫌な予感はしてたんだよね」





『私全然そんな気感じなかったけど…』




勝「いつもボーッとしてばっかなんだから気付くはずないよ」





『いや、勝利くんに言われたくないよ！』





勝「なんでそんなのOKしちゃったかなぁ。やらないって言えば済んだでしょ」









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