続・角砂糖の恋 ３

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勝「いや、見えない。今必死に見てたけど無理だった」




『だろうね(笑)』





視力悪いのに目を凝らして見ていた勝利くん



見えるはずがない






勝「クラスどんな感じだろうね」



『ね、真奈と離れたらどうしよう』



勝「一緒だといいね」



『うん。あ、もちろん勝利くんもね！』



勝「付け足さなくていいから(笑)」



『いやほんとに一緒がいいなって思ってるよ』



勝「ふふ(笑)…一緒だといいね、」







話しながら時間を潰し、人が少なくなってきてから再びクラス表の前に立つ





A組から順に見ていくがなかなか名前が見つからない




勝「ないね…」



『ね…』





私たち2人の名前どころか真奈や聡くんの名前も見つからない




え、まさかみんな進級できなかったとか？



そんなことある？




不安になりながらも探し続けていくと






勝「あ、あった」



『えっどこ！』




勝「あ、あった」



『2回言わなくても伝わるよ』




勝「いやそうじゃなくて…」





ほら、と指差した先には




" 佐藤 勝利
清水 A "





『…あ、あった』




勝「ね？そうなるでしょ」





佐藤と清水で続けて載っていた名前









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