続・角砂糖の恋 ３

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聡「もしかしてそれ聞くためにわざわざ来てくれたの？うわ嬉しい！ありがとうAちゃん！」



勝「聡なら大丈夫だよ、無事に赤点回避」





ジャーン！と嬉しそうに聡くんが見せてくれたルーズリーフには点数の一覧がメモ書きされていて




ギリギリ際どい教科もあるものの赤点は免れている






『わ〜よかった！おめでとう聡くん！』




聡「ありがとう！もうほんと勝利とAちゃんのおかげだよ〜」




勝「すごいよ、俺先生にも感謝されて聡の成績相当ヤバかったんだなって(笑)」




『そ、そんなに…(笑)』




聡「今人生でいちばん頭いい気がする」




勝「いや、いちばんはまだ取っておいてください」




聡「え〜もうこれ以上ないよたぶん」




勝「3年に上がれたけど卒業できないとかやめてね」




聡「う…がんばる」






・・・





・・・・







こうして無事に迎えた3年の春





今日から新しいクラスで昇降口に貼られたクラス表の前は騒ぐ生徒たちでいっぱい





そんな中少し離れたところでクラス表を見つめている勝利くんを発見する






『勝利くんおはよう』




勝「あ、おはよう」




『こんな遠くから見える？』









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