続・角砂糖の恋 ３

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こうしてテスト勉強後に勝利くんと一緒に帰ることが日課になり、



テスト期間で勝利くんの部活がなくなってからは一緒に勉強をするようになった






場所は私のクラスなので放課後になると勝利くんがやってくる







今日もいつも通り歩いてくる勝利くん



…と、その後ろを肩を落としてついてくる聡くんがいた






『あれ？聡くん久しぶりだね』



聡「うん、久しぶり…」



『元気ないね、どうしたの？』



勝「勉強やんないから連れてきた」



『え？(笑)』



聡「あ〜もう帰りたい…」



勝「帰ったら絶対やんないじゃん」



聡「………うん」



勝「ほらね」






自分の勉強もあるのに聡くんの心配までするなんて



『友達想いだね勝利くん(笑)』



勝「いや違くて、そういうレベルじゃないの彼は。今回のテストで赤点取ったらマジで学年上がれないかもしれないからなって先生にも言われてんの」




『……え』



勝「今までの聡の素晴らしいテスト実績を見るとただの脅しとは思えないのが怖いよね」





学年上がれないって、聡くんそんなに…？




…前言撤回、



これは友達想いだなんて呑気に言ってる場合じゃない






『聡くん！これから毎日ちゃんと一緒にやろう！！』









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