続・角砂糖の恋 ３

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高「今日さ、菊池先生と話してたでしょ」






『えっ』





高「あ、安心して？別に菊池先生と話してても怒らないしむしろそのままくっつけって思ってるから」






ふふっと笑ってカバンを持ち直す






『…でもそれって高宮さんは幸せじゃないですよね。菊池先生がもし本当に私のことが好きだとして、もし私とくっついちゃったら、高宮さんは好きな人と結ばれることはなくなるのに…』






高「私、菊池先生のこと本当に好きなんだよね…中学生の時からずっと。

だから自分が彼女になれなくても、菊池先生が好きな人と結ばれるならそれが私の幸せ。

自分でもビックリだよ。こんなに一途に思い続けるなんてね(笑)」





そう言って笑った高宮さんの横顔は常に完璧ないつもの表情とは違って


とても人間らしくて…すごく綺麗だと思った








『…高宮さんって綺麗だね』




高「いきなりなに？(笑)そんなの生まれてからずっと言われてるから」




『いやまぁそうだと思うけど…でも今の高宮さん、すっごく綺麗だなって思った』





キョトンとした顔で私を見つめる





あれ？あの大きな瞳に見つめられているのに全然嫌だと思わない









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