続・角砂糖の恋 ３

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風「可愛いからだろうな」





目を細めて笑う先生



こんな優しく笑うなんて今日まで知らなかったよ





『か、可愛い…』




先生に可愛いと言われて優しく微笑まれ、ドキドキしないわけがない




風「可愛くて大事にしたいからこそ慎重になってんだろ。…ってなんでこんな時になってまで勝利の肩持ってんだよ俺…」





『…2人って仲良しですよね』




風「ライバルなのに？(笑)」




『そうです。ライバルなのに、こうやって勝利くんのこと悪く言わずに良いところをフォローしてたり、勝利くんも嫌だと言いつつも今回のこと受け入れてくれたし。険悪ムードになっちゃってもおかしくないのに2人はむしろお互いの信頼度がアップしてるような気がします』






黙って聞いていた先生は小さく溜息をついて





風「…俺って見る目あるわ〜」





『はい？』









先生の方に顔を向ければグッと近付かれてその距離はわずか数センチ





『…っ』





風「マジで見る目あるわ、俺も……勝利も」





キスされるかも、と身構える私を見て ふっと笑い少し離れる





風「勝利より早く出会えてたら、俺にも可能性あった？」








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