続・角砂糖の恋 ３

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『だってどんな感じで来るか分からなかったから！まさか車だとは…』




風「学生とは違った大人のデートもありっしょ？」





いつもとは違う私服姿


先生の香りのする高そうな車




それだけで十分大人なのに助手席のドリンクホルダーに私の好きな飲み物が置いてあるのを見つけ

その配慮に感心して思わず固まる







風「よかったらどーぞ」



『ありがとうございます…』





緊張して喉が渇いていたのでさっそくいただき気分を落ち着かせる






『どこ行くんですか？』



風「どこだろ。どこがいい？」



『私はどこでも…』





するとふわっと笑って





風「…俺も。お前といられればどこでもいい」





先生らしくないセリフに驚いて飲んでいた飲み物でむせ返る






風「なんでむせてんだよ(笑)」




『だって先生っぽくないこと言うから！』




風「俺っぽいってなに？ズカズカと絡んでいく感じ？」




『ま、まぁ…』




風「あのね、俺も一応人間なんだよ。お前が勝利といると幸せなように、俺もお前といられたら幸せなんです〜」




視線は前のまま片手でハンドルを握りもう片方の手でちょっかいを出される




『ちょ、危ないっ！ちゃんと運転してくださいよっ』









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