続・角砂糖の恋 ３

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風「分かってるっつーの(笑)本気で頑張ったからケガしたんだろ？でもその足じゃデート出来ねぇから早く治せ」




『デートってどこ行くんですか？』





風「それは当日のお楽しみ」




『え〜…』




風「なにその超イヤそうな顔。言っとくけど俺そこそこモテんのよ？」




『まぁ…』





風「全然響いてねーし(笑)とにかく、」






私のおでこをコンっと押して





風「デートに備えて足早く治すこと、な？」






そう言って笑うと保健室を出て行った









その後 保健室の先生を連れて戻ってきた勝利くん







湿布を貼られているところをジッと横から見つめらる






先「….すごいわね(笑)佐藤くんがそんなに見たって治らないよ？」






その一言でハッと我に帰った勝利くんはだんだんと顔を赤くする





先「心配性の彼を持つと大変ね〜？」



私を見て笑う先生と恥ずかしそうに鼻をかく勝利くん






勝「…痛い？」



『う〜ん、でも足ついてなければ大丈夫かな』



勝「そっか」





微笑みながら片付けを始めた先生がおもむろに話し出す




先「佐藤くんがこういう子だなんて意外だった〜。もっと淡々としてるのかと思ってたけど意外と可愛いのね」





勝「別に可愛くないですよ…」









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