強めな執事

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昨日とは打って変わり、ルンルン気分で校門を出る





車に腰かけていた風磨が私に気づき、体勢を変えようとした瞬間





私の膝に視線がいき ギョッと目を見開く




その後、何事もなかったように体勢を変えたが・・・









なんか笑ってない？





『 ねぇちょっと。なんで半笑いなのよ 』




風「 …いや、俺そんな趣味悪くなかったよなぁって 」



『 趣味悪くない！！なんっでこの可愛さが分からないかな！勝利といい風磨といい、どうしてこの……っ 』




健「 Aちゃんおかえり。…お？可愛い絆創膏だね、キティちゃん？ 」




『 健人さんさすがです！！これ可愛いですよね！？勝利と風磨はこの可愛さが分からないんですよ〜まったく 』




風「 ……中島まじかよ… 」




健「 そうなの？(笑)よく女の子がキャラクターの絆創膏持ってるよね。ってことは友だちできたんだ、Aちゃん 」




『 あ、はい！そうなんです！もうこれもらったとき嬉しすぎて涙出そうになっちゃいました。ちょっと風磨話したいこといっぱいあるから早く帰ろう！はやくはやく！ 』





そう言って車に乗り込み準備万端の状態でまだ外に立っている風磨をひと睨みする







健「 ははっ(笑)早くしろってお嬢様がお怒りだよ？ 」




風「 っとに調子いいやつだな。いつも早く乗れって言ったっていつまでもここでダラダラと喋り倒してるくせに 」









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