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「…ねぇ、酔いすぎ…そろそろ帰ろ…？」



「…ん、」






誰かに肩を叩かれた気がして、


重い頭を無理やり起こす。








……誰…？






頬杖をつきながら私の顔を覗き込んでくる


見覚えのない人物。





それでも今の私には、こんな状況を理解できる


余裕なんてどこにも残ってなくて。






「……まだ、飲めるもん…」






掠れた声で呟いて、



私は意識を手放した。






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作者名：LCS | 作成日時：2023年8月16日 15時

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