story-08 ページ12
目黒蓮
_ _ _
『康二くん、めめ』
そう言って彼女はたこ焼きを渡してくれる。
１つ気に食わない事があると言えば、康二の名前が先に呼ばれて俺が後だった事。
後は……何故か俺だけ苗字呼びな事。
あ、気に食わない事２つあった。
.
Aはたこ焼きを一生懸命まん丸にしようと
必死に竹串を使って作ってくれている。
『竹串２つのが上手に出来るかも！』
何て無邪気に２つ使って、二刀流だー！とドヤ顔をしている彼女を見ていると
自然に笑みが溢れてしまう。
"愛おしい"
いつからだったんだろう、Aを目で追う様になったのは
行動一つ一つがどうしようもなくかわいくて
胸が苦しくなる様になったのは…いつからだったんだろう。
『康二くん惜しかったね、めめは……もしかして聞いても分からなかった？笑』
そう言ってこちらを見つめる彼女が微笑み目が合う。
目「本当かわいい、」
ポロッと出た本音は、本人には届かず。
Aは、「ゲソも食べたくなってきたなあ〜』
なんて言いながらまだ笑っていた。
ふと、視線を感じて前を向いてみると
康二が俺の方を見ていた。
向「めめも………一緒なんやな、」
何が一緒なのかさっぱり分からない。
目「俺はゲソは今要らないけど…？」
向「そう言う事ちゃうわ！笑 まあ、めめはそのままでいてな、」
そう言って笑う康二の顔は
今までに見た事のない顔をしていた。
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ぺーすと(プロフ) - ゆーさん» 素敵なコメントありがとうございます^ ^♡不器用な目黒君が自分の気持に気付くまで見守っていてあげて下さい♡ (2022年1月30日 19時) (
レス) id: 67746b69ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - とっても面白いです！目黒さんが自分の気持ちに気付くのはもうすぐでしょうか？更新応援してます！頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2022年1月30日 18時) (レス) @page21 id: 15fb921166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺーすと x他1人 | 作成日時：2022年1月28日 7時
