#１５３(YC) ページ3
--- YC side ---
日本に着くなり、宿舎で仮眠...というか結構寝た。
何時間も前にシンから連絡が来ていたことに気付く。
---新着メッセージ1件
(シン)
--- もう今日から日本だよね？
よる２２時ぐらいにBARに来て〜〜 ---
22時か...
最近撮影続きで寝不足だったせいか寝すぎたな。
あと1時間ぐらいしか無かった。
シンに 分かった とだけ返事をしてから
まだしっかり起ききっていない状態でリビングに向かうと...
上着を羽織って準備をしてるジェジュンと
相変わらずゲームをしてるジュンス。
YC「出かけるの？」
JJ「あ、おはよ！うん！
あ、チゲ作っておいたから食べてね〜」
キッチンに行くといつも日本に来たら必ず作ってくれるチゲがあった。
いつもよりルンルンなジェジュン。
どこに行くかは聞かなくても分かる。
JS「幸せそうだね〜〜いいなぁーー！！」
ゲームに負けたジュンスがコントローラーを置いて背伸びをした。
幸せそうなジェジュンを見て幸せそうなジュンス。
ジュンスって...俺が彼女いた時もよく俺の惚気聞いたらジュンスまでもがすごく幸せそうにしてくれたんすよね。
お前も早くいい人見つけなよ。
人のこと言えないけどね。
俺の曲を気に入ってくれた女性...
どんな人なんすかね。
シンは電話越しでも分かるぐらい好きなんだと思う。
取るつもりはもちろんあるわけ無い。
けど...まぁ...
シンが好きじゃなければチャンスだったのかもなぁ。
なんて...子供染みたことを考えてしまう俺は...３０にもなってまだまだだなって最近思う。
気付けばもう出かけていたジェジュン。
またゲームに夢中のジュンスに
「ジュンスはもう食べたの？」
ジェジュンが作ってくれたチゲを温めながら聞くと「食べたよ〜」ってテレビから目線は外さずに言った。
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作者名：あみ。 | 作成日時：2017年3月23日 21時
