#１１０(JJ) ページ10
---JJ side ---
なにこれ...。
突然ハナから届いたLINE。
衝撃的な内容だった。
JJ「...どういうこと..」
YC「...どうしたんすか？」
呆然と携帯の画面を見てる俺に隣にいたユチョンが言う。
JJ「...え、あ、ううん。
なんでもないよ〜〜」
言えるわけないじゃん。
何かの間違いだと思っても...
無理があるよな。
ハナに電話して今すぐにでも
問い詰めたかったけど...。
直接聞きたい。
そう思って、今日一日中...
モヤモヤしたまま仕事を終わらせて
宿舎に帰るなり、すぐにハナの家に向かった。
《 ピンポーン 》
《 ガチャ 》
ハナ「はーい...
あれ？ジェジュン、どうしたの？」
どうしたの？じゃないよ....
もしかして
まだ気付いてないの...？
JJ「...入っていい？」
ハナ「え？うん..いいけど」
多分全然笑えてない俺を見て不思議そうにしてるハナを横目に
リビングに行ってソファに座る。
ハナ「あ、なんか飲むよね？
今日ね、美味しそうな紅茶買ってきたの！」
そう言ってキッチンで準備をするハナ。
JJ「...ハナ。」
ハナ「ん〜？」
JJ「...いいから。こっちきて。」
ハナ「え？なに？」
なにも理解できてない様子で俺の横に座った。
JJ「...俺に何か隠してることある？」
ハナ「え？(笑)...どうしたの、急に。」
JJ「...答えて。」
ハナ「何よ、急に...あると思う？」
呆れた様子でキッチンに戻ろうとするハナの腕を引っ張った。
ハナ「…きゃっ！痛い！」
掴んだ腕が丁度アザがあるところだった。
JJ「このアザは？誰にやられたの！！！」
思わず腕を掴んだまま声を荒げてしまった。
ハナ「....誰って...ジェジュン....痛い...」
痛がるハナの声を聞いて一度冷静になって腕を離した。
JJ「...ごめん。」
ハナ「…なんなの...」
JJ「...ちゃんと全部話してほしい。」
そう言って送られてきたLINEを見せた。
ハナ「...それ！」
JJ「...これ間違えて俺に送ってきたんだよね？」
ハナ「うそ...なんで...」
やっぱり気付いてなかったんだ。
JJ「...これほんと？」
ハナ「違うの！！！これは！！...... 」
突然黙り込んだハナに
JJ「...大丈夫。怒ったりしないから。
俺は、本当のこと言ってほしいだけだから。」
そう言うと...
小さなハナの体がだんだん小刻みに震えだす。
ハナ「.....ごめんなさい....」
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作者名：あみ。 | 作成日時：2017年3月9日 18時
