#１３４ ページ34
、、
あれから喫茶店を出て、
リカの知り合いの会社に顔を出しに行った。
その帰り道。
リカ「まぁ..悪くはない会社でしょ？」
A「むしろ、すごくいい所だね。
社長のアキラさん、面白くて優しそうな人で良かった。」
リカ「あー、アキラはいいやつだよ。
見た目は結構いかつく見られるけどね。
心配ないよ！
...まぁ、これでまたやり直せるならやり直そう。
私で良かったらいつでも付き合うし！」
そう言ってグッドポーズをして微笑んでくれた。
A「本当...ありがとね。」
リカ「ううん！
じゃあ、私仕事戻るから！
あ、引越し祝いでまた女子会開かないとね！」
そう言ってまた仕事に戻って行った。
今度はきちんと自分で借りたごく普通のマンション。
約2週間ぶりの新居。
仕方ない事なんだけど...
最近あまりにも環境が変わりすぎて...
A「...はぁ。」
また慣れない部屋で
ダンボールに入った少ない荷物を広げる。
ある程度片付いた時に..
ふと思い出した。
そういえば...
A「最近BARに顔出してなかったなぁ...」
あの報道以来...かな。
マスターとユウキとは
たまに連絡は取ってたんだけど...
例え家からBARが離れていても...
顔出しに行っちゃうんだろうけど...
また幸運なことに...
今の新居もそこまでBARから離れてはなかった。
A「...行くか。」
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作者名：あみ。 | 作成日時：2017年3月9日 18時
