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少しずつ【シンケンジャー:志葉丈瑠】 ページ1

・30話辺りまでしか観ていなかった時に書いたものです


この度、Aは志葉家18代目当主・志葉丈瑠と結婚を果たした。
とは言っても彼と恋愛関係にあったのではない。
モヂカラを受け継ぐ家臣でこそないが、代々志葉家を支える役目を担うAの家。
これは家同士の間で決まった、言うなれば政略結婚だった。

1通りの婚礼がつつがなく終わり、夫婦となった丈瑠とAは、用意された2人の部屋へ帰ってきた。
屋敷の人たちへの挨拶やら荷解きやら、やることは沢山あるが、丈瑠の「疲れただろう、もう寝よう」という言葉により今日のところは寝ることになった。
しかしAはなかなか寝付けずにいる。当然だ。いきなり1人で家を離れて、よく知らない街へ来て、結婚して。この先ここで彼と上手くやっていけるか、不安になる。

「……A? 起きているのか?」

丈瑠の声でハッとした。自分がずっと隣でゴソゴソしているので、気配で起こしてしまったのかもしれない。布団は少し離して敷いてあるが、一応2人は並んで寝ている。

「あっいえ、その……」
「眠れないのか」
「そういう訳では……その」

Aが口篭ると、丈瑠は寝返りを打ってAの方を向いた。

「もし何かあるなら、言ってくれ。気が引けるのはわかるが、経緯はどうあれ俺たちは結婚したんだ。無闇に気を遣うことはない」

そうは言われてもやはり気にしてしまう。しかし彼の言葉に押されたのも事実で、やがてAは丈瑠と同じように寝返りを打って彼と向かい合い、ぽつぽつと話した。

「……これからのことが不安で。結婚だなんてまだ自覚できてなくて、何もかもがどうすればいいか分からないですし。そもそも私、戦いのことも殿様のことも、全然ちゃんと知らないですし……」

Aの言葉が途切れ、2人きりの部屋は静まり返る。
どれくらい経ったか、丈瑠が口を開いた。

・→


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立風館道場


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はる#???(プロフ) - るしゐさん» ありがとうございます✨ 戦兎はほんとに書いてて楽しいキャラです〜。えっ、そうなんですか……? お大事にして下さいね! 元気をお届けできて嬉しいです✨ (3月8日 21時) (レス) id: a51acdcb30 (このIDを非表示/違反報告)
るしゐ - わわわ〜〜!!戦兎可愛すぎます…!実はちょうど今体調崩してて…、凄く元気出ました〜!!企画の方の戦兎も楽しみにしていますね✨ (3月7日 16時) (レス) id: 73133c1157 (このIDを非表示/違反報告)
はる#🍒🌸🍀 - 麗華さん» こんなに遅くなってしまったのに読んでくださってありがとうございます……! たっくんは付き合うまで時間かかっちゃいそうな感じがします笑 いつも応援ほんとにありがとうございます、励みになってます💞 頑張りますね! (3月6日 17時) (レス) id: 584ca50320 (このIDを非表示/違反報告)
はる#🍒🌸🍀 - *桜もち。さん» こちらこそリクエストしてくれてありがとう✨ そして大遅刻になって申し訳ない……。けど喜んでもらえてすごく嬉しいです💖 ありがとう! (3月6日 17時) (レス) id: 584ca50320 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - リクエストありがとうございます!!早よ付き合え!って心の中で叫んじゃいましたwたっくん目当てのお客さん…居そう!随分遅くなりましたが、第2弾おめでとうございます!これからも頑張ってください!応援してます!! (2月27日 18時) (レス) id: 31672a4fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芹名はる@さくらぁ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harulibrary/  
作成日時:2024年2月4日 23時

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