Regret memory

club activities ページ15

昼休みが終わり、掃除の時間。

昨日、途中までしか出来なかったので続きをやろうと地下へいった。

床に散乱している実験器具を集めながら、裕太にまた会えないかな、と思っていた。

けれど、掃除の時間が終わっても裕太は出てこなかった。

…夢だったのかな、昨日の事。

少しガッカリしながら地下室から出た。



午後の授業が終わり、部活へ行く時間になった。

音楽室に入ると、仮入部で来ている一年生がたくさん居た。

顧問の説明があった。

仮入部に来ている子に、それぞれの楽器を体験してもらうそうだ。

次々にくる子に音の出し方を教え、かなり疲れた。

そろそろ終わりかなー、と思ったら堤野くんがホルンの体験に来た。

堤野くん、吹奏楽部に入るのかな?

そんなことを考えていたら、

堤野「僕の事、無視する気ですか。」

と言われた。

ごめんと手で謝り、ホルンの吹き方を教えた。

5じのチャイムがなった。

一年生は帰る時間なので、一年生は体験をやめ、帰っていった。

顧問と堤野くんが何か話していた。

それが終わると、ミーティングが始まった。

その中で、堤野くんが新入部員として紹介されていた。

顧問「新入部員の堤野くんです。ホルンパートに入ってもらおうと思います。」

堤野「…お願いします。」

えっ…。えぇーッ!!?

堤野くん、ホルンパートに来るって言ったよね…。

和希くんの言ってた事がもし、また始まったら、部活でも教室でもいじめられて居場所が無くなってしまうかも…。

そんなことを考えてしまい、足が震え始めた。

unexpected…→←´shocking´

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す