＃１６ ページ16
天元さんと話をしたい…そう思ってる私とは裏腹に、日々の忙しさが邪魔をして
結局 まともに話も出来ぬまま、明日は遂に本家にお邪魔する約束の日になってしまった
こんな状態で皆に会いに行ったら心配されちゃうよね…
たまにしかお会い出来ない分、普段通りの姿を見せたいのに
天元明日は15時頃、そっちに迎えに行く
いつも通りのそんなメッセージでさえ、凄く味気なく感じてしまう
A｢こんな事になるくらいなら、初めから天元さんとの関係 変に隠さない方が良かったのかな…｣ﾊｧ…
でも、同じ美術教師で…生徒の中には私がキメツ学園の卒業生だった事を知ってる子も何人か居るみたいだし
下手に勘繰られて学生時代も付き合ってた事がバレないという保証も無い
示しのつかない事をしていたのは自覚してるし、それに今更煉獄先生との関係が嘘だと否定した所で
あんなに尾びれ背びれの付いた噂がひっくり返るとも限らない…寧ろ火に油かもしれない
……けど…
ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ
A｢…ん？電話…｣
リビングのソファーに持たれてぼんやりそんな事を考えていたら、ぱっと画面が光り着信を知らせるバイブが鳴る
その相手は……
A｢…！もしもし｣
-蜜璃｢今 平気？声が聞きたくなっちゃって｣
A｢大丈夫だよ｣
姉から電話なんて珍しい…
普段は他愛もない事でメッセージのやり取りはあれど、急用ではない限りよっぽど電話はしてこない
-蜜璃｢良かった！…お仕事はどう？変わりなく順調かしら？｣
その言葉で、姉が電話をしてくれた本当の理由を察した
多分 私と天元さんの様子を見て、小芭内さんが心配して気を遣って姉に伝えたんだと思う
今回の事は煉獄先生だけじゃなくて、私と天元さんの関係を知ってる先生達皆が気にかけてくれているから…
それでも、私が全く気遣わず本音で相談できる人って言うとそうそう居なくて
それを見越して姉から連絡が来たんだな…
でも正直有難い
誰かに話を聞いて欲しい気分だったから
A｢…あのねお姉ちゃん…実は、前に話した煉獄先生との事でちょっと…相談に乗って欲しいんだけど…｣
-蜜璃｢勿論よ…！｣
A｢ありがとう、お姉ちゃん｣
それから、私は姉に最近の出来事を説明した
姉はその話に優しく相槌を打ちながら、ずっと見守る様に聞いてくれた
-蜜璃｢そっか…じゃあタイミング無くて宇髄先生と話せてないんだね…｣
A｢…うん｣
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レモネード - 机に向かって書く物といえば、もうあれしかないよね。いよいよ結婚式かぁ〜。みんなと会うのも久しぶりなんだろうなぁ。カナヲや梅ちゃん、アオイちゃんも来てくれるよね。さらに可愛くなっていてほしいなぁ。 (2022年1月6日 15時) (
レス) @page50 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - レモネードさん» 天元さんとお父様の擦れ違いの様な物が、少しずつ糸を解くように解れて行って…お互いに歩み寄り始めて良かったですね(^^)次章はいよいよ結婚式…宇髄夫婦のみならず、他のメンバー達も大集合の回になります！ (2022年1月5日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - お父様はあんまり感情を表に出すのが苦手だったんだね。でも、二人の写真を見て喜んでくれてよかった〜。 (2022年1月5日 1時) (レス) @page49 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - レモネードさん» 天元さんから見たお父様像は明らかにされていましたが、お父様は 天元さんの事を ずっとどう思っていたのでしょうか…？この結婚式を機に、また二人の関係が前進するといいですね！こちらこそ、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^^) (2022年1月3日 21時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 天元さんのご両親、特にお父様とは子供の頃は嫌悪感を抱いていたけど、今はどう思っているんだろう……。もう少し話し合いが必要だね。年が明けたね。今年もよろしくね。 (2022年1月3日 0時) (レス) @page46 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P | 作成日時：2021年12月5日 23時
