稽古の時間 ページ25
炭治郎side
Aさんの屋敷にお邪魔した、俺たち。
これから、外の広い特訓用の場所で、稽古をしてもらう。
始めは、善逸の番だ。
善逸が攻撃を何回も仕掛けようとするが、Aさんは、軽く受け流している。
と、Aさんが、善逸の首に木刀を振った。
『はっ!』
もちろん、寸止めしている。
善「っ!はぁ…。Aさん…強すぎ…。」
善逸が、地面に大の字になった。
炭「善逸!お疲れ様!」
善逸に水を渡す。
善逸が飲み終わってから、Aさんが口を開いた。
『善逸くん、前よりも動きが速くなってるよ!沢山練習したでしょ。凄いね!』
『でも、もうちょっと、足の筋肉をつけた方がいいかな。毎日、山を登りおりしてみるといいよ。』
善「はい!」
『あと、まだ、自分を信じれてないところがあるよね。動きが、ほんの少しだけ迷ってる。』
善「はい…。」
『大丈夫だよ!善逸くんは、強いから!ちょっとずつでいいから、自分を認めてあげて。』
善「分かりました…。俺、頑張ります!」
Aさんは、毎回、直した方がいいところだけじなくて、いい所も言ってくれる。
練習方法も教えてくれるから、本当に凄い人だと思う。
伊「次は俺様が相手だ!」
伊之助が、勢いよく立ち上がった。
『伊之助くんか!かかってこい!』
伊「泣いても知らねーぞ!」
炭「頑張れ!伊之助!」
2人が、木刀を持って、構えた。
禰「むー…むーっ!」
禰豆子が手を下から上に上げると同時に、伊之助が走り出した。
カンッ!っと、木刀がぶつかる。
伊「おらーー!」
伊之助が持つ2本の木刀を、Aさんは、華麗に避けている。
『はっ!』
伊「っ!」
Aさんの木刀が、伊之助の首の、少し手前で止まった。
やっぱり、速い。
『伊之助くんは、もう少し、刀を的確に振ることが大切かな。』
『素振りを増やして、あと、的に石を当てる、みたいなことをするといいよ!』
伊「次は勝つからな!」
戻ってきた伊之助に、水を渡して、立ち上がる。
次は俺か…。
炭「Aさん、お願いします!」
『よろしくね!』
Aさんと、向かい合う。
禰「むー…むーっ!」
禰豆子の合図で、俺は駆け出した。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
すとぷりさんが出てこなくて、すみません!
もう少し、待ってください!
126人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黄緑 - おもちさん 見て下さってありがとうございました!面白いと言って貰えて嬉しいです! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - よいちゃんさん ありがとうございます!“軽く”30周ですね! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - 涼花さん 見て下さってありがとうございました!更新頑張ります! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - MIYABIさん コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年3月5日 18時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - れもんさん 見て下さってありがとうございます!飛び跳ねるほどとは…!嬉しい限りです! (2021年3月5日 18時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黄緑 | 作成日時:2020年8月26日 19時