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後輩の時間 ページ24

Aside

綺麗な花、鳥に虫。

青く広がった空。

そんなものを眺めながら、山の周りを走る。

久しぶりに見た景色は、前より鮮やかに見えた。

30周走ったので、今度は歩いて、景色を楽しむ。

『綺麗だな〜。』

輝かしい黄色をした、たんぽぽを眺める。

上を向くと、白い鳩が数匹、飛んでいた。

歩こうと立ち上がり、足を踏み出そうとした時。

炭「あ、Aさん?」

禰「むーむー!」

『炭治郎!禰豆子ちゃん!』

私の後輩である、炭治郎と禰豆子ちゃんが来た。

禰豆子ちゃんが、私に抱きついてくる。

『久しぶりだね〜!元気にしてた?』

禰「むー!」

炭「はい!沢山特訓したので、体のブレが少しづつ無くなって来てるんです!」

感心感心!

炭治郎と禰豆子は、私が、これから強くなると見込んだ兄妹だ。

他にも、私が見込んだ子は、何人かいる。

例えば…

善「禰豆子ちゃ〜ん!置いてかないでくれよ〜!って、Aさん!?!?」

今、走ってきたこの子、善逸くん。

善逸くんは、自分の強さが、まだ分かってないらしい。

はたから見れば臆病な子だけど、彼には、奥底に秘めた力がある。

私は、そう確信している。

あとは…

伊「山の神を置いていくとは、いい度胸だなぁ!」

猪の被り物を被っている、伊之助くん。

彼は、隊士にとって大切な、心の勢いを持っている。

心の勢いがないと、勇気が出ない。

心の勢いがあるから、彼はどんなことにも「猪突猛進!」と言って、突っ込んでいける。

私が見込んでいる子達の中の、4人だ。

『みんな、久しぶりだね〜。ちょっと、背が伸びたんじゃない?』

善「そうなんですよ〜!1センチ伸びたんです〜!」

伊「は?いっせんち は、美味いのか?」

炭「伊之助!1センチは食べ物ではないぞ!」

禰「むー、むー!」

賑やかなみんなを眺めていると、禰豆子ちゃんが、私の羽織を引っ張ってきた。

私の屋敷の方向を、指さしている。

『私の屋敷に行きたいの?』

禰「むー!」

そうみたいだ。

炭「Aさん!それなら、稽古を付けて欲しいです!」

善「Aさんの屋敷!?行っていいの?やっふ〜!」

伊「強くなった俺様を見せてやる!」

『よ〜し!稽古、付けたげる!おいで!』

私は、禰豆子ちゃんの手を引いて、私の屋敷である、雪屋敷へと向かった。

稽古の時間→←手当の時間



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黄緑 - おもちさん 見て下さってありがとうございました!面白いと言って貰えて嬉しいです! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - よいちゃんさん ありがとうございます!“軽く”30周ですね! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - 涼花さん 見て下さってありがとうございました!更新頑張ります! (2021年3月5日 19時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - MIYABIさん コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年3月5日 18時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - れもんさん 見て下さってありがとうございます!飛び跳ねるほどとは…!嬉しい限りです! (2021年3月5日 18時) (レス) id: efb9a9b0ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄緑 | 作成日時:2020年8月26日 19時

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