君日記（ Ⅰ ） (ページ34)

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彼女に導かれるまま

私は、すこし大きめの

ショッピングモールに入っていく

そしてまずついたのは

水着屋さん

海の近くということもあり

品数や種類は豊富だった

彩「せっかくだし、

　水着きてはっちゃけよ～？」

とっても楽しそうに言うから

NOとは言えず、

「いいけど、、

　恥ずかしいよ、」

彩「Aちゃん、

　スタイルいいし、かわいいから絶対似合う！」

そういって、

これはー？

とか

こっちはー？

と言って選んでいく

彩ちゃんは

誰かのために選んでるのかな

いや、だめだよね、

こういうこと考えちゃうの、

お互い水着を決めて

会計を済ませ

店を出る

彩「あともう一個、」

そう言いながら、

洋服屋さんに私を連れて行く。

彩「ここのワンピースめっちゃ形可愛い、」

「ほんとだ、

　なかなかみないよね！」

もし私がこれらを着たら、

少しでも可愛いって思ってもらえるかな、

少しだけでも、

好きにつながる感情

抱いてくれるかな、

彩「これ、プレゼントさせて！」

申し訳ないよ、なんて言う暇を与えず

彼女は、お会計をすませてきた

彩「Aちゃん、

　ほんとかわいい、」

そう言ってくれたけど、

多分彩ちゃんが言おうとしたことは

この言葉じゃない気がする

彩「これ来て、海行こ！

　紫耀と廉、3時ころくるって！」

え、、、

紫耀くんと廉くん、？

私会えちゃうんだ、

休みに日も一緒に入れるなんて、、

彩ちゃん、ありがとう、