君日記（ Ⅰ ） (ページ22)

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廉「なあ、放課後勉強しやん？」

紫「いいけど笑」

廉「Aもやで」

「へっ、？」

やばいまた間抜けな声を出しちゃった

でもこればっかりは私のせいじゃない

いきなり呼び捨てはずるい

そのせいで今日の授業は

というか今日の授業も全く頭に入ってこない

いつも以上も近い紫耀くんとか

普通にAって呼んでくる廉くんのせいだよ

どうして急に、、

とは思いつつも

そんな幸せな時間を楽しんでちゃってた

そして放課後

紫「廉の家でい？」

廉「今日親おらんしええで

　なんならとまってく？笑」

紫「いいけど、

　 Aちゃんどうする？」

私は、、、
お泊りしたいけど、、、、

でも、時間が......、

「考えておく、じゃ、だめですか、？」

廉「一緒おりたいんやろ？

　顔に書いてんで笑」

紫「また困らせてさーーー笑

　でもずっと一緒は嬉しい、」

そう言ってみせた君の笑顔

少しだけひんやりした

ホームルームが終わり

わざとゆっくり準備する私のとこへ

紫耀くんがかけよってきて

紫「ねーまだーー？」

そう言いながらぴょんぴょんする君は

世界一かわいい

「はいはい笑」

私がどきどきしてるってこと

気づかれないためにも

少し余裕ぶっておこうかな

廉くんが職員室からでてくるのを待っているとき

好き

嫌い

好き

嫌い

好き

.......

と、占い花をやってみた。

好き、

やっぱり好きなんだなあ

ん、？どっちのことが好きなんだろう、

きっと今の思いは

紫耀くんだと思う、

けど....

廉くんのお家は

思っていた通り綺麗だ

木目状のテーブルが部屋の中央にあり

その後ろには二人がけのソファー

テレビ、ベッド、、クローゼット

廉くんがこの部屋で寝たり、

課題をしたり、

テレビ見たり、

ゲームしてるって考えただけで

ほんわかしちゃう。