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「
8月3日、水曜日、ちょっぴりくもり
私の心の中のもやもやと
そっくりな今日の空模様
廉くんは
誰のことが好きなんだろう
どのくらい前から好きなんだろう
好きになったきっかけはなんだろう
ん？
どうして廉くんのことばっか
気にしちゃってるんだろう
私が好きなのは
紫耀くんなはずなのに、、
あれ、おかしいな....
今日は文化祭当日。
どんな組み合わせでまわるんだろう
4人一緒なんだろうな、
でもそんなの
あんまり嬉しくないや。
紫耀くんと過ごしたい
そう思っても、
きっと君は他に一緒にいたい子がいるはず
....
だったら、、
廉くんと過ごしたいな
あぁ、だめだ
辛くなるのが嫌で
幸せになれそうな道を選んでいる気がしちゃう
そんなのずるいよね、
わかってるよ、
でも、
廉くんに逃げちゃだめですか、？
廉くんが私を思ってくれている
そんな確証どこにもないけどね。
どうしたら好きになってもらえますか。
君と一緒にいたい
そう思っても
君は他の誰かをみているんだろうし
叶わないとわかりきっている恋
でも叶ったところで
すぐに会えなくなっちゃう恋
そんな恋なら
最初からしないほうがよかったのかな
『すき』
それを伝えたくて
たった二文字を伝えたくて
君に会いに来たけど
言ってしまったら
余計辛くなっちゃう気もするな…
だったら君が
他の誰かさんと
笑ったり、泣いたり、
いろんな感情を共有しているのを
幸せだなと思えるようにならなきゃじゃんね
」
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作者名：嶺花 | 作成日時：2020年6月21日 13時
