君でなければ…32 ページ32
亜依果Side
知念くんが芸能人だと聞いてから
雑誌の検品時に気にして見てみると
表紙によく登場していた。
どうも気になって雑誌の中を覗くと、
A『カッコイイ…』
色んな表情をした知念くんがいた。
それは…いつも会う知念くんなんだけど
何かが違っていた。
なぜだか分からないけど…
何だかちょっぴり寂しい気分になったので
雑誌を閉じ、店頭へ陳列に向かった。
バックルームから出ると、すぐに目に付いた
知念くんの姿。
キョロキョロしてたかと思うと
私の姿を見つけ、駆け寄ってきた。
知念『こんにちは!!』
A『どうしたの?』
知念『近くでロケなんだ。少し待ち時間があるから来ちゃった♪』
A『そうなんだ。私ももう休憩だから待ってて?』
そう言うと、知念くんは笑った。
あ…私の好きな笑顔だ…。
雑誌の時とは…違うんだって気付いた。
仕事の切りが良かったので、休憩に入ろうとすると…
店長『栗澤さん!!』
店長に呼び止められた。
A『はい…?』
店長は手招きすると、コソッと私に言った。
店長『あれ、Hey!Say!JUMPの知念くんでしょ?』
店長の言葉にビックリして言葉が出なかった。
店長『よく来てくれてるの知ってたんだけど…あまり騒いだらアレだからさ…』
A『店長気付いてたんですか…?』
店長『まぁ…ね。でね、栗澤さんはあまり知らないと思うけど…あの子結構今人気者だから…』
A『はい…』
店長『人の目に付くと色々面倒だと思うの。だから、裏の休憩室…使って?』
A『えっ?』
絶対に反対されると思った。
止めときなさいって…。
店長を見つめると…
店長『頑張って♪』
と微笑んでくれた。
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アカリ(プロフ) - 私この小説大好きです! (2015年5月22日 19時) (レス) id: df833139bd (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - 読んだら面白かった!これからも頑張って! (2015年3月10日 21時) (レス) id: 5f5f247cb8 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - あっちゃんさん» こんなのを面白いなんて言ってもらっちゃって…ありがとうございます☆ (2014年1月30日 19時) (レス) id: 0616363b77 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - とても面白いですね ハマりました!急がしかもしれませんが更新ガンバって下さい!楽しみにしてます! (2014年1月30日 14時) (レス) id: b2be9309ef (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - りっちゃんさん» いつもコメントありがとうございます☆私のやる気の源です!!更新頑張りま~す(´・ω・`)ノ (2013年9月27日 19時) (レス) id: be98f3b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆とも☆ | 作成日時:2013年9月13日 20時