君でなければ…27 ページ27
…と、知念くんがふと顔を上げた。
それにつられて私も顔を上げると、視線がぶつかった。
何だろう…いつもなら恥ずかしくて
すぐにそらしてしまうけど…
今はなぜかそらせない。
ううん、そらしちゃいけない気がした。
すると、何かを決心したように知念くんが話し始めた。
知念『今日は…ね、亜依果ちゃんに聞いてほしい事があるんだ。』
A『はい…』
知念『肩の力抜いて?僕まで緊張しちゃうから(笑)』
A『あ、ごめんなさい。』
知念『僕ね………』
知念くんはすごく…言いづらそうだった。
そんなに大変な事なのかな?
A『ゆっくりで…大丈夫だから…』
そう伝えると、知念くんはコクンと頷き深呼吸をした。
知念『…僕、芸能界のお仕事をしてるんだ。』
A『えっ…?』
ゲイノウカイ?
…って、知念くんは芸能人ってこと?
え?高校生でしょ…?
知念『最初に会った時に言えなくてごめんね。』
A『芸能…人…?』
知念『うん…Hey!Say!JUMPっていうグループなんだ。』
A『Hey!Say!JUMP……』
ダメ…頭が全然ついていかない…。
なんか…頭ん中ぐちゃぐちゃ…。
A『知念くんは…テレビに出てるってこと…?』
知念『うん。歌番組が多いけど、バラエティとかドラマにも少し…。』
A『テレビ…出てるんだ…』
そう言われても、全然実感がなかった。
私はあまり芸能界に興味がなくて、
特にアイドルなんかには疎かった。
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アカリ(プロフ) - 私この小説大好きです! (2015年5月22日 19時) (レス) id: df833139bd (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - 読んだら面白かった!これからも頑張って! (2015年3月10日 21時) (レス) id: 5f5f247cb8 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - あっちゃんさん» こんなのを面白いなんて言ってもらっちゃって…ありがとうございます☆ (2014年1月30日 19時) (レス) id: 0616363b77 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - とても面白いですね ハマりました!急がしかもしれませんが更新ガンバって下さい!楽しみにしてます! (2014年1月30日 14時) (レス) id: b2be9309ef (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - りっちゃんさん» いつもコメントありがとうございます☆私のやる気の源です!!更新頑張りま~す(´・ω・`)ノ (2013年9月27日 19時) (レス) id: be98f3b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆とも☆ | 作成日時:2013年9月13日 20時