君でなければ…21 ページ21
知念Side
知念『僕…ね、好きな人がいるんだ…。』
チラッとヒカを見ると、なにも言わずにうなずいた。
知念『僕が行く本屋の子で…この前やっとゆっくり話ができたの。』
八乙女『おぉ…すごいな、知念。』
知念『でも、僕…この仕事の事言えなくて…。』
八乙女『うん。』
知念『話して、せっかく仲良くなれそうなのに会えなくなっちゃったら…って思って…。』
八乙女『……』
知念『それに…きっと大変な思いもさせちゃう。』
ヒカは静かに僕の話を聞いてくれた。
知念『あと………』
八乙女『うん?』
知念『恋愛なんて…していいのかなって…』
2人の間にしばらく沈黙が流れた。
やっぱり話さない方が良かったかな…
少し後悔をしていると………
八乙女『いいんじゃない?』
知念『…えっ?』
八乙女『俺は恋してもいいと思ってる。』
知念『でも…』
八乙女『うん、難しいよ…すっごく。でも…恋って…落ちちゃうものだからなぁ�・…。』
ヒカは空を見上げた。
知念『いいのかな…』
八乙女『知念が自分で許せないならやめた方がいいけど……俺が見た感じ、そう言う訳じゃないんでしょ?』
知念『……』
八乙女『でも、相手の理解が必須だけどね。』
知念『うん…。』
八乙女『まずはその子に話してみたら?後回しより先の方がいいと思うよ。』
知念『どうして…そう思うの?』
八乙女『んー……"好き"って、どんどん大きくなるから…かな^ ^』
220人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカリ(プロフ) - 私この小説大好きです! (2015年5月22日 19時) (レス) id: df833139bd (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - 読んだら面白かった!これからも頑張って! (2015年3月10日 21時) (レス) id: 5f5f247cb8 (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - あっちゃんさん» こんなのを面白いなんて言ってもらっちゃって…ありがとうございます☆ (2014年1月30日 19時) (レス) id: 0616363b77 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - とても面白いですね ハマりました!急がしかもしれませんが更新ガンバって下さい!楽しみにしてます! (2014年1月30日 14時) (レス) id: b2be9309ef (このIDを非表示/違反報告)
☆とも☆(プロフ) - りっちゃんさん» いつもコメントありがとうございます☆私のやる気の源です!!更新頑張りま~す(´・ω・`)ノ (2013年9月27日 19時) (レス) id: be98f3b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆とも☆ | 作成日時:2013年9月13日 20時