* 君でなければ… * 1 *~Yuuri.C~

君でなければ…16 ページ16

知念Side


亜依果ちゃんと別れ、僕は家へ向かった。



それにしても…思った通りの人だったな。

年上って所は想定外だったけど…。

だって、5歳も上なんだもん(笑)

でも、話してみても…あのまんまの雰囲気だった。

何ていうか…全てを包み込むような感じ。

僕の方が年下だって分かっても敬語だったしな。

僕…亜依果ちゃんにハマってるな…。




知念『ん？スマホが鳴ってる…涼介かな？』


スマホを取り出してみると…

そこには亜依果ちゃんの名前があった。



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
from:亜依果ちゃん


今日は楽しい時間を
ありがとうございました!!

今、無事帰宅しました。

知念くんも気を付けて帰ってね(*^o^)ﾉ


亜依果より
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


知念『亜依果ちゃんらしいメールだなぁ…ってもう着いたの?!本当に近いんだな…。』


独り言を呟きながら、僕は家路を急いだ。

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