桃色family

秀太の子育て生活 〜回想〜 ページ32

秀太 side



Aの妊娠がわかってから、俺は前以上にAから目が離せなくなった。





家事は俺が、全部引き受けてAには安静にしてもらう。



A「秀太ぁ〜ひまー」




秀太「はいはい」




Aのことをチラチラ見ながら、皿を洗う。




A「パパ冷たいよね〜」



最近、お腹に話しかけていることが多くなった。



A「お、お腹蹴った、元気だ」



A「さっき蹴ったのは、しゆうかな？うたかな？」



はたから見たら、独り言を言ってる痛いやつ。




A「なにwチラチラ見すぎだからw」



秀太「うっせぇ」



A「私にそんな態度とってると、双子たちに嫌われるよw」



秀太「嫌われねーから」



皿洗いを終えて、Aの隣に座る。




秀太「パパは、ママより優しいからなー」



Aのお腹に話しかける。




A「はぁー？私の方が優しいよ〜」




秀太「早く生まれてこいよー」




A「元気に生まれてきてねー」



あと、4週間後には会えるのか。




あいてーー。




早く生まれろーーー。

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