君と僕の恋愛論《iwfk》

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照なら絶対みんなと仲良くなれると思って、カフェに連れて行くことにした。

少なくとも舘さんと阿部ちゃん、佐久間は絶対いるし。

今まで知らなかった人同士が俺の紹介で友達になるってめっちゃ良くない？

…って思ってたんだけど。



岩本「佐久間、大学一緒だった」

佐久間「あははー…」

岩本「阿部もついこの間ご飯食べた」

阿部「…そうでした」



どうやら友達みたい。



深澤「えー！言ってよー！俺だけ仲間外れみたいじゃん」

阿部「まぁ、照と知り合ったの最近だしね」

佐久間「俺の家に照が来てた時に阿部ちゃんが来たんだよね」



嬉しく思うと同時に、『照』という呼び方が引っかかる。


もちろん照って呼ぶ友達はいっぱいいたけど、阿部ちゃんや佐久間が呼ぶとなんかモヤモヤして。



宮舘「…ふっか？」

深澤「ん？」

宮舘「顔こわいよ」



水を出してくれた舘さんが俺の顔を覗き込む。



宮舘「大丈夫？」

深澤「大丈夫！ありがとね、舘さん」



モヤっとした気持ちを隅に押しやって、無理矢理笑顔をつくった。

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