君と僕の恋愛論《iwfk》

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このままふっかが死んでしまったら？

俺の前からいなくなったら？

あの笑顔を見ることができなくなったら？



岩本「だから、告白するって決めた。阿部の意見も聞いて余計に決意できた」



いつ何が起こるかわからない。

それなら、後悔しないように人生を生きた方がいい。

どれだけ自分が傷ついたって後悔したくない。

やらない後悔よりやって後悔って翔太も言ってたしね。



岩本「俺の告白が成功したらさ、阿部も告白してよ」

阿部「は？なんでよ」

岩本「俺が男同士の恋愛証明してやる」

阿部「ふは、なにそれ 笑 よし、その話乗った！俺も賭けてみる。その代わり、絶対ふっかと付き合えよ！」

岩本「それは分かんないけどさ…」

阿部「なんでそこ弱気なの？」



一気に笑顔が増えた会話。

ほら、阿部もいい顔してんじゃん。

阿部だったら絶対その恋叶うよ。

…なんて、絶対言わないけど。



阿部「照ってそういうとこビビりだよねー」

岩本「お前まだ知り合って何日だよ」

阿部「２ヶ月くらい？」

岩本「短いでしょ？分かってねーだろ」

阿部「分かってるよ、佐久間とふっかの仲良い人の傾向」

岩本「俺みたいな友達多かったの？」

阿部「ううん。考えてみて？ふっかと佐久間の友達って舘さんとか翔太だよ？」

岩本「全然違うじゃん…」



照の顔焦ってたー！と笑う阿部の頭を軽く小突いておいた。

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