だってウチら"親友"ってやつじゃん 【Fuma.K】

Episode7 ページ7

それからというもの









授業で寝落ちする度にAは容赦なく









椅子を蹴ってきたり、ペンで背中をグッと押されたり









え？？俺ジャニーズだよ？？









へぇ〜おもしれえ女状態にまんまとなっちゃった









比較的名前順で班を組まされたり、









何の縁だか席替えで5回連続前後になったり









名前順で並べって言われたりすることが多かったから









仲良くなるのにそんな時間はかからなかった









話してみたら鋭いツッコミもボケもする結構俺のツボ的なやつで








話していて頭がいいんだなって









すげえ楽しかったのを覚えてる









女子とボケたらツッコんだり、イジるとかそんな経験したことないし









ジャニーズだからっていう扱いを俺に一切してこない感じが









新鮮で何より楽だった









でもそんときは全然仲のいい友達の1人だと思ってた









高1の冬 クリスマス付近でAが男から誘われてるのに遭遇した









そういえばAってモテるんだった、。









そんときなんかすごい嫌で









あ、俺Aに惚れてたんだって気づいちゃった









「誘われてたじゃん いくの？」









『行かないよ よく知らない人だし行っても気を遣って疲れるじゃん』









その言葉を聞いて胸を撫で下ろした









出会った時からだけど自分は自分でブレない感じがAのいいところ









「じゃあ俺と遊ぶ？」









とびきりの勇気を出して冗談っぽくいったら









『いいよ』









その一言に高校生の俺は舞い上がった







_____________________

初めまして、作者の由紀華と申します。

はじめに、この作品をご覧いただきありがとうございます。

受験生のためスローペースでの更新となりますが、夏休みごろには完結させる予定です。

またタイトルが2回ほど変えてしまいすみません、。

しっかりくるものがなかなか浮かばなく、自分のセンスの無さにガッカリしています、

重ねて多数のお気に入り登録と評価の方ありがとうございます。

その通知が来るたびにモチベーションとなっています。

引き続き応援して下さると嬉しいです。

よろしくお願いします☺

Episode8→←Episode6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す