だってウチら"親友"ってやつじゃん 【Fuma.K】

Episode28 ページ28

電話の後に合流をして






3人で少し飲んだ






さすが風磨の友達といった感じで







面白いし、すごく気を遣ってくれるし







田中さんもモテるんだろうなと率直に思った






そのまま連絡先を交換して解散になった






アイドルがこんな簡単に交換していいんだろうか、、。






でも風磨の友達だし。私の知らない風磨が知れるかななんて。






田中さんとは店先で別れて






風磨と並んで歩く






明らかにいつもより早いペースで飲んでいたから






少し会話をしたと思ったらまともに会話できなくなった






あ、この人酔ってる






そう思って慌ててタクシーを呼んで風磨の家まで向かった






さすがに成人男性を抱えては歩けない






風磨が酔ったところを見るのなんて何年ぶりだろ






風磨のポケットから鍵を出して





まだギリギリ歩けている風磨を寝室まで連れてって





水を枕元に置いて寝かせた





明日早いといってたからアラームまでつけてあげた





なんて気が利くんだろう、我ながら素晴らしい





いつも迷惑かけてるし、まあこれぐらいは、、。







「風磨？私帰るね？？水しっかり飲んでから寝てね？」






聞こえてるかわからないけれど声を軽くかけて







出て行こうとしたときベットで寝ている風磨に腕を掴まれた






「え、？なに、、」






「俺のこと好きになってくれればいいのに」






それだけ言って私の腕を離して寝出した






「....どういう意味よ」






そう問いかけても寝息しか返ってこない




「バカ」




_______





A飲みすぎです

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