だってウチら"親友"ってやつじゃん 【Fuma.K】

Episode23 ページ23

「俺、Aのことが高校生のときからずっと好きなんだ。





親友としてじゃなくて、、。




だけど、この関係性が崩れるのが嫌で




今まで全部隠してAと一緒にいた。





今まで黙ってて、ほんとうにごめん。」








『え.....』









「それだけを言いに来たんだ。





これからAには連絡しないからさ、」



『え、ちょ、ちょっとまってよ。展開が急だって。』





親友だと思ってたやつに告られるなんて思ってもみなかっただろうな、






Aに告白したら会わないって決めてた



だって




今まで通りの関係には戻れないって分かってるから





Aだって困るだろうから。




だからこれが最後。





「今まで本当にありがとう。すっげえ楽しかった。




Aに会えたことがすんごい幸せだったわ俺」




最後に伝えたかったことを伝えて





振り返った





もうここに来ることはない





外に出て行こうとしたら、Aに腕を引っ張られた




驚いて振り返ると





『ちょっと、なに勝手に全部言ってスッキリして帰ろうとしてんの？




自分勝手すぎるでしょ。



こっちの話も聞いてよ』





Aは泣いてた

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