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宏太side
今日、俺は慧に最低なことをしてしまった。
自分の行動を思い返せば思い返すほど、胸にこみ上げてくる思い。
思わず涙が出そうだった。
コンコン・・・
そんな時、俺の部屋に響いたノックオン。
入ってきたのAだった。
こぼれそうだった涙をぬぐって、俺は何もなかったように問いかける。
宏「どうしたの?」
貴「んー。なんとなく来てみた。邪魔だった?」
そんな風に言って、微笑むA。
この笑顔を見ると、俺の心は狂いそうになる。
宏「ううん。大丈夫だよ。」
貴「嘘つき。」
Aの言葉に思わず驚き、Aを見つめてしまった。
貴「本当は、宏太が一番辛かったんじゃないの?慧にあんなこと言っちゃって。」
宏「・・・俺、医者失格だよな。」
貴「うん。宏太の基準で言ったらそうかもね。でもこれだけは言っておく。
慧にとっては、宏太が一番頼れる医者だよ。」
Aはそう言って俺の背中をポンとたたいた。
貴「がんばれ、薮センセ。」
パタン・・・
扉が閉まる音と共に、俺の頬を雫がつたっていった。
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Blue White - 奈津花さん。楽しみにしてくださってありがとうございます!これからも頑張ります!! (2017年1月17日 12時) (レス) id: fbef53b648 (このIDを非表示/違反報告)
奈津花 - すごく好きですっ!更新いつも楽しみにしてます♪(´ε` ) (2017年1月17日 0時) (レス) id: 7d643e367d (このIDを非表示/違反報告)
Blue White - 皆さんからの感想、お待ちしておりまーす! (2016年12月28日 17時) (レス) id: b8d8d03cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue White | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/bluewhite01/http://
作成日時:2016年12月3日 19時